安来市切川バイパス周辺の市街化計画

2023年9月14日2024年3月25日

安来市切川バイパス周辺市街化は、島根県安来市切川町の県道切川バイパス周辺で、山陰高速道の南側一帯100ヘクタール程度に飲食店や事業所の立地を促す計画です。

切川バイパスの全線開通予定は、開通済区間から国道9号方面に向けて、2024年度の開通を目指して事業を進めているそうです。
島根県広瀬土木事業所によりますと、切川バイパスは、市役所近くの国道9号交差点から広瀬方面に向かう主要地方道の安来木次線（県道）のバイパスで、切川町の切川バイパス始点から、安来第一中学校近くの飯島線（市道）に至る交差点までの延長約2.2㌔を、都市計画道路飯島線(約0.6㌔)に接続して市消防本部近くの国道9号に至る交差点までの県道バイパスです。
切川バイパス全区間の、市総合文化ホール・アルテピア以南の約1.7㌔が整備済みで、県が残り区間と飯島線の整備を進めているところです。

安来市は、切川バイパスの全線開通に合わせ、周辺に商業施設や産業振興施設の立地ができるよう、土地利用の整備構想を作成しています。切川バイパス周辺の市街地整備構想では『周辺環境と調和し、交通の結節点として利便性の高い、人が集まるまちづくり』を目指しています。

2023年6月現在、安来市都市計画マスタープランの一部修正が進められており、2023年度中に都市計画決定の予定です。

計画対象区域は、安来市切川町の切川バイパス沿いの約100ヘクタールです。この区域は、従来は市街化調整区域でしたが、計画により、一部を市街化区域に編入する予定です。

市街化区域に編入される区域では、商業施設、産業振興施設、住宅、学校などの建築が認められます。また、山陰高速道の南側に位置する区域では、地域交流拠点の整備も計画されています。
山陰高速道の下を交差する切川バイパス周辺に「安来スマートIC」を設置し、山陰高速道と切川バイパスを繋いで、市街地と観光地への利便性を図り交通網としての機能を強化する予定です。