つながる南北「米子がいなロード」

2023年10月7日

米子駅の南北自由通路「がいなロード」は、2023年7月29日に開通しました。
通路の名称「がいなロード」は、米子弁で「大きな」と言う意味で使う「がいな」と、道路を意味する「ロード」を組み合わせたもので、「大きな道」と言う意味です。
「がいなロード」は、米子駅の北口と南口を結ぶ全長約140メートルの自由通路で、エレベーターやエスカレーターも設置されています。
駅には新たに南口が設けられ、タクシーやバス乗り場、一般車両の駐車場が整備されました。
「がいなロード」の開通により、鉄道で南北に分断されていた米子の街が一体化され、米子駅の利便性が向上し、観光客やビジネス客の増加が期待されています。

地域活性化のラストチャンス:

米子市の街を鉄道が二分し、南北一体化事業が議論される中、「米子がいなロード」という名の取り組みが注目を集めていました。
このプロジェクトは、地域活性化の最後のチャンスとの声が市議会で広がり、地元経済界からも期待されていました。
市長の伊木隆司は、この取り組みの背後に駅周辺の不便さへの危機感を持ち、推進の旗を振ってきたひとりです。
その経緯や必要性について見ていこうと思います。

がいなロードと駅南広場:

このプロジェクトは、2009年に市長就任前の伊木隆司が米子商工会議所青年部の検討委員長として旗を振ったことから始まりました。
当時、駅周辺の不便さが課題とされていましたが、それと同時に市の財政再建という重い課題も求められていました。
そこで鳥取県の平井伸治知事が市長に対し、財政支援を表明したことが契機となり、総事業費76億6千万円のうち9億5千万円を県が負担して、プロジェクトがやっと動き出したのでした。
この取り組みは街の「一体化」を目指し、南北を結ぶ線路をまたぐ自由通路「がいなロード」や駅南広場の整備を含むものです。
これにより、南北の交通の便が向上し、地域の活性化が期待されています。

プロジェクトのまとめ:

「米子がいなロード」のプロジェクトは、長い歴史の中で分断されてきた南北を結ぶ一環として、市民の期待と努力によって実現に向かっています。
この道が開通したことで、南北の往来が活発化し、地域経済の活性化やまちづくりが進むことが期待されています。
プロジェクトはまだ始まったばかりであり、今後は民間事業者との連携やソフト面の充実にも取り組み、市の発展をさらに推進する重要な一環となるでしょう。
市民の期待と市の取り組みが共に結びつき、この「がいなロード」が「鉄道のまち」の発展に寄与することを願ってやみません。

これからが正念場、米子の街活性化プロジェクト!