いざ!という非常時、中国政府のコントロール下にある「TikTok(ティックトック)」はヤバイかも

2023年9月7日

TikTokは中国の北京ByteDance社が開発したモバイルソーシャルメディアアプリです。
TikTokは、短い動画を投稿して共有できるプラットフォームとして人気があり、ダンス、コメディ、音楽など、さまざまなコンテンツが投稿されています。

しかし、
米中関係が悪化した場合、TikTokは政治的な武器として使用される可能性があります。

中国政府は、TikTokを通じて米国・日本のユーザーを監視したり、プロパガンダを流布したりする可能性があります。
また、TikTokは米国・日本の国家安全保障に脅威を与えるデータ収集を行う可能性もあります。

中国アプリ「TikTok(ティックトック)」の使用に関する潜在的な危険性は、国家安全保障、プライバシー、情報操作、経済に及ぶ幅広い要因から生じるものです。

TikTokを使用していると、米中関係が悪化した場合に、次のリスクが発生する可能性があります。

中国政府によるユーザーの監視

中国政府によるプロパガンダの流布

TikTokによる米国の国家安全保障への脅威

以下に、米中が事を構える場合にTikTokの使用がもたらす危険性を詳しく説明します。

  • プライバシー侵害と個人情報の漏洩:

 TikTokは個人情報を大規模に収集し、これが中国政府と共有される可能性があります。
この情報が中国政府の手に渡れば、個人のプライバシーが侵害され、悪用の余地が生まれます。
また、アプリ内での投稿やメッセージの内容も収集され、プライバシー侵害がさらに深刻化します。

  • 情報操作とフェイクニュースの拡散:

 TikTokは巨大なユーザーベースを持っており、中国政府が意図的に情報操作やフェイクニュースの拡散を行う可能性があります。これにより、社会不安を煽り、国内外で混乱を引き起こす可能性があります。
ユーザーデータを利用して、個々の心理に合わせたメッセージを配信し、政治的な影響力を行使することも考えられます。

  • 国家安全保障への脅威:

 TikTokが中国政府のコントロール下にあるかどうかは、今のところ確証はありません。しかし、いざ中国政府が国家安全保障のために情報を要求すれば、中国企業はその要求に従わざる得ません。
中国には「国家情報法」という法律があり、国家の情報活動への個人や組織の協力が義務付けられています。
覇権主義の国家とは、残念ながらそういうものなのです。
このため、TikTokが国家安全保障に関わる情報を提供する可能性があり、米国・日本にとって脅威となり得ます。
また、世界各国でTikTokの利用を禁止する動きが広がっています。
たとえば、各政府機関の政府端末でTikTokの利用を禁止する法案が可決されており、2023年に入ってからはベルギー、イギリス、カナダで政府支給端末や政府関連端末での同アプリの利用が禁止されています。
特にアメリカでは、全米の半数以上の州で、州から支給された端末でのアプリの利用が禁止されています。

  • 経済への悪影響:

 TikTokは日本国内で多くのクリエイターやビジネスにとって重要なプラットフォームとなっており、その禁止は経済に悪影響を及ぼす可能性があります。
多くの雇用が関連しており、広告収益も経済的に重要です。そのため、TikTokの禁止は一部の経済活動に悪影響を及ぼす可能性もあるかもしれません。

  • ハイブリッド戦争の一部:

 TikTokの問題は、情報戦争やハイブリッド戦争の一環として考える必要があります。
情報を操作し、国際的な緊張を高める手段として利用される可能性があるため、国家間の対立に繋がる危険性があります。

  • 国際的な信頼の喪失:

 TikTokが安全保障上のリスクを抱えているとされる場合、国際社会において米国・日本の信頼性が低下する可能性があります。
特に日本が自国のデータとプライバシーを保護できないと見られると、他国との信頼関係に悪影響を及ぼすでしょう。

  • 対策とリスク管理の必要性:

 上記の危険性を踏まえて、日本政府は対策とリスク管理を検討する必要があります。
これには、アプリの監視、規制、データの保護、情報操作への対抗策、国内プラットフォームの育成などが含まれます。

TikTokを使用するリスクを回避するには、以下の対策をとることができます。

TikTokのアカウントを削除する

TikTokをインストールしない

TikTokを使用する際は、プライバシー設定を厳しくする

まとめ、

TikTokは、世界中で人気のあるアプリですが、米中関係が悪化した場合に、政治的な武器として使用される可能性は否定できません。
TikTokを使用する際は、リスクを十分に理解した上で、慎重に利用するようにしてください。

「TikTok」の使用は国家安全保障に関わるリスクをはらみ、情報操作やプライバシー侵害など幅広い危険性が懸念されます。
米中の対立が激化する場合、この問題は一層重要になるでしょう。
したがって、日本においても「TikTok」に対する適切な対策が求められます。

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Posted by Ka Shiba