飲む点滴「甘酒」の効果と効能は?

2024年2月21日

甘酒は、米麹(こめこうじ)や酒粕(さけかす)を水に溶かして発酵させた飲み物です。
日本で古くから親しまれており、栄養価が高いことから「飲む点滴」とも呼ばれています。
甘酒には、以下のような栄養素が含まれています。

  • ブドウ糖
    体にすぐにエネルギーを与えることができます。
  • ミネラル(カルシウム、鉄分、亜鉛など)
    体内の水分バランスを保つ役割を果たします。
  • ビタミン(ビタミンB群、ビタミンCなど)
    体内の代謝を促進する役割を果たします。
  • アミノ酸
    リラックスや安眠の効果があります。
  • 食物繊維
    腸内環境を整える働きがあります。

今回の記事では、「甘酒」の効果と効能についてお話しさせていただきます。
どうぞ、よろしければ最後までお付き合いください。

ひろみ

酒粕(さけかす)甘酒と、麹(こうじ)甘酒の違いとは?

酒粕甘酒は、酒粕を水に溶かして甘酒を作り、麹甘酒は、米麹を水に溶かして甘酒を作り、それぞれに異なる特徴があります。

①酒粕甘酒は、麹甘酒よりも甘みが強く、コクがあります。また、酒粕には酒粕エキスという成分が含まれていて、これは、疲労回復や美容に効果があるとされています。
酒粕甘酒には、アルコールが含まれています。

②麹甘酒は、酒粕甘酒よりもさっぱりとした味わいで、麹の風味が特徴です。また、麹にはビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれていて、健康に良いとされています。
麹甘酒には、アルコールは含まれていません。

ひろみ

甘酒が飲む点滴と言われてるのは何故?

甘酒には、ブドウ糖やアミノ酸、ビタミンなどの栄養成分が豊富に含まれており、点滴投与される栄養剤と成分が似ていると言われています。
ブドウ糖は、体にすぐにエネルギーを与えることができ、ミネラルは、体内の水分バランスを保つ役割を果たします。
ビタミンは、体内の代謝を促進する役割を果たします。そのため、甘酒を飲むと、疲労回復や美容効果、健康効果が期待できます。

ひろみ

甘酒はいつ飲むのが一番いいですか?

甘酒は、コップ1杯(150mlで122kcal)で、疲れを感じた時や小腹が空いた時に摂るのに最適な栄養ですので、自分が飲みたいと思った時など、いつ飲んでも良いと思います。
朝であれば、体にエネルギーが不足している状態なので、甘酒を飲むと、朝から元気に活動することができます。
1日の中で一番疲れが出やすい昼過ぎ~夕方に飲むことで、疲労感の軽減に繋がります。 夜の甘酒は一日の疲れた体を癒やします。
また、甘酒には、腸内環境を整える効果が期待できるので、便秘や下痢などのトラブルを予防することができます。

ひろみ

飲む甘酒の効果は何ですか?

甘酒の効果・効能|髪の毛やダイエットにもメリット大!
甘酒には疲労回復や便秘の解消といった健康面での効果に限らず、ダイエットや美白、白髪予防など美容効果も期待できます。 それだけ栄養素が豊富に含まれているということがわかるでしょう。 メリットだらけの甘酒を効果的に飲むためにも、1日200ml程度が適量ですので飲む量をしっかりと守り、毎日続けて飲めるよう工夫してみてください。

ひろみ

甘酒を毎日飲むとどうなるの?

毎日飲んでもいい甘酒の効果・効能
甘酒には、約20%のブドウ糖が含まれ、オリゴ糖や食物繊維・ビタミンB群などが豊富に含まれています。
ブドウ糖は、人間が生きる上で必要なエネルギーとなる「代謝」を上げてくれるので、疲労回復効果に期待できると言われています。

ひろみ

甘酒はどうやって作りますか?

甘酒は、以下のような材料で作ることができます。

  • 米(100g)
  • 水(1000ml)
  • 米麹(100g)

作り方は、以下の通りです。

  1. 米と水を炊飯器などで粥(かゆ)を作ります。
  2. 50〜60℃程度に保温した状態で米麹を加えて攪拌(かくはん)します。
  3. 1晩程度かけて発酵を待ちます。
  4. すると、麹菌(コウジカビ)の酵素(アミラーゼ)によって、お米のデンプンが糖化され、甘い「甘酒」が出来上がります。

甘酒は、様々な飲み物に活用することができます。
牛乳やヨーグルト、豆乳に混ぜたり、お湯に溶かして飲んだり、パンに塗ったり、ケーキやクッキーなどのお菓子作りにも使えます。
甘酒は、自分でも作ることができますが、もちろんマーケット等で買うこともできます。

ひろみ

甘酒の3つの効果とは何ですか?

とくに、麹甘酒(ノンアルコール)には、以下のような3つの効果が期待できます。

(1)疲労回復

甘酒には、ブドウ糖やミネラル、ビタミンが豊富に含まれているため、飲む点滴と言われています。
ブドウ糖は、体にすぐにエネルギーを与えることができ、ミネラルは、体内の水分バランスを保つ役割を果たします。
ビタミンは、体内の代謝を促進する役割を果たします。
そのため、甘酒を飲むと、疲労回復や美容効果、健康効果が期待できます。

(2)美容効果

甘酒には、ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、皮膚や髪の毛の健康に欠かせない栄養素です。
食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。
そのため、甘酒を飲むと、美肌や美髪、健康的な体作りが期待できます。

(3)健康効果

甘酒には、カルシウムや鉄分、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
これらのミネラルは、骨粗鬆症や貧血、動脈硬化などの予防に効果があるとされています。
また、腸の粘膜には多くの免疫細胞が集中しており、甘酒などの発酵食を取ることで腸内環境が改善し、やがて免疫力をUPすることが期待できます。
そのため、甘酒を飲むと、健康的な体作りが期待できます。

まとめ

甘酒は、飲みすぎると糖分やカロリーを摂取し過ぎるので、注意が必要です。
1日に200ml程度が適量であり、1日に1杯程度が目安です。

甘酒に含まれる麹菌には消化吸収を助ける働きがあり、栄養を吸収してエネルギーに変換してくれます。
善玉菌のえさになる麹菌が免疫力を高めてくれるので、疲れを感じるときや風邪を予防したいときにおすすめです。
甘酒には食物繊維やオリゴ糖も含まれており、腸内環境を整えてくれます。

是非、あなたも「甘酒」を飲んで毎日健康に過ごしませんか…!

健康

Posted by Ka Shiba