「見学可能なテーマパーク型の菓子工場」が米子に誕生！

2023年12月2日

岡山県岡山市に本社を置く菓子メーカー、源吉兆庵が、米子市にテーマパーク型の新工場を建設する。工場は2026年の稼働開始を予定しており、見学通路や直売所、カフェなどを併設。観光客の誘致も目指す。

工場は米子自動車道の米子インターチェンジ近くの２万２０００平方メートルある市の土地に建設される計画です。工場内には、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、季節の和洋菓子などを製造するラインが設置されます。

見学通路では、工場の製造工程を見学することができ、直売所ではお土産にぴったりの菓子を購入したり、カフェで製造したての菓子を味わったりすることができます。

源吉兆庵は、米子に2拠点目となる米子工場を「菓子づくりの楽しさや魅力を知ってもらう場」と位置づけている。新工場が、米子の新たな観光スポットとして人気を集めそうだ。

○見学通路

見学通路は、工場の製造工程を見学できるように設計されている。通路はガラス張りになっているため、製造ラインの様子を間近で見ることができる。

製造工程は、原材料の受け入れから製造、出荷までを順番に紹介されている。原材料の受け入れでは、乳製品や小麦粉などの原材料がどのように運ばれてくるのかを見ることができる。製造では、ヨーグルトやチーズ、和洋菓子などがどのように作られているのかを見ることができる。出荷では、完成した菓子がどのように出荷されるのかを見ることができる。

○直売所

直売所では、源吉兆庵の菓子やスイーツを販売します。人気の定番商品はもちろん、米子工場で製造された新商品も販売される予定だ。

また、直売所には、工場見学で体験した製造工程を再現した体験コーナーも設置される予定だ。ヨーグルト作りや和菓子作りなどの体験ができる予定です。

○カフェ

カフェでは、源吉兆庵の菓子を使ったオリジナルメニューを提供。ヨーグルトを使ったパフェや、和菓子をアレンジしたスイーツなど、ここでしか味わえないメニューが楽しめます。

また、カフェでは、工場見学で体験した製造工程を再現した映像も上映される予定とか。

◎米子への経済効果

源吉兆庵の新工場は、米子市の経済効果に大きく貢献すると期待されています。

工場の建設には、約28億円の投資が行われ、鳥取県と米子市は、設備投資のためにあわせて６億円を支援する予定です。

また、工場の稼働開始後は、約100人の雇用創出が見込まれています。

◎観光客の誘致

米子市は、源吉兆庵の米子工場を「菓子のテーマパーク」と位置づけている。工場見学や直売所、カフェなどの施設を活用して、米子の観光振興につなげていきたいとしている。