LINEとYahoo! が統合するってほんと…？

2023年9月22日2023年10月7日

ヤフー株式会社とLINE株式会社は、10月1日に会社を統合し「LINEヤフー株式会社」となります。
10月の合併と同時期に両社のID連携を開始する予定です。
LINEとヤフーの連携をさらに高め、収益性の高いメディア・検索の再強化と、プレミアム会員施策を強化する予定だそうです。
特に広告事業における連携強化と収益改善を期待しており、2024年度にはPayPayとのID連携も計画している模様です。

LINEとヤフーは、10月1日にLINEヤフー株式会社への統合にあわせて、両社のプライバシーポリシーを統合する。
合併に伴い、LINEとヤフーのアカウント連携も予定されており、さらなるサービス連携の強化に向けてプライバシーポリシーを改定するようです。

そもそも、LINEは2021年に株式公開買付けによりZHDに吸収合併されて完全子会社となっています。
その際に、ZHDの中核で同じく完全子会社であるYahoo!と協力して「コマース」や「ローカル・バーティカル」、「Fintech」、「社会」を中心領域に定めて拡大しようとしているようです。

Yahoo! JAPANは、日本企業のソフトバンクグループを親会社としています。
そのため、サイトドメインも「～. jp」と国内のものを使用するなど、日本のサービスとして完全に独立しています。
つまり、2017年6月に他の企業に買収されたアメリカの「Yahoo!」とは別会社であり別サービスです。

ヤフーは、検索、ニュース、ショッピング、オークション、地図、金融、不動産、路線情報など100を超えるサービスを提供しています。

LINE株式会社（ライン）は、Zホールディングス（ソフトバンクグループ）の完全子会社で、コミュニケーションアプリ「LINE」を中心にインターネット関連事業を展開する日本の企業です。

非常に高度な暗号化技術なので、送信者と受信者以外にはトークや通話の内容が覗き見ることができません。
つまり、LINEのサーバーを直接不正にアクセスしても、中身を盗聴することはできないのです。
サーバー自体は強固に守られているので、2重に安心なのではないでしょうか。

東日本大震災発生時に電話が繋がらず、大切な人と連絡がとりづらかった経験から、「こういう時にこそ大切な人と連絡を取ることができるサービスが必要だ」という想いの元、スマートフォンで大切な人とつながるメッセージアプリとして2011年6月に誕生したそうです。

通常の通話の場合、「通話回線」を利用して電話をかけるため、通話料を支払わなければなりません。
しかし、LINEアプリの無料通話の場合には、通話回線ではなく「データ通信」を利用して通話をする仕組みです。
インターネットに接続する方式で、通話回線を利用せずに通話できるため、通話料金がかからず無料で利用できます。

まとめ

LINEヤフー株式会社では「ユーザープライバシーファースト」を指針として掲げ、両社のさまざまなサービスを継続するとともに、それらを連携してユーザーにより良いサービスを円滑に提供していくとしています。
今後のLINEサービスとYahoo!サービスが以前にも増して充実されることを期待したいと思います。