熱中症で「白内障」の発症率4倍に!
きょうも各地で猛暑日を記録しています。
そんな中、熱中症にかかったことがある人は、将来、白内障を発症する確率が、4倍ほど高まることがわかりました。
金沢医科大学の佐々木洋教授らは、およそ260万人分の医療機関の診察データから、熱中症にかかったあと、白内障を発症した人の割合を調べたそうです。
ねえ、最近の暑さは本当に厳しいよね。
猛暑日が各地で記録されているって聞いたよ。
そうなんです。でも、熱中症って結構怖いよね。
実際にかかったことがある人は、将来に健康の問題が出るかもしれないって言われてるんだよ。
そうなの?具体的にどんな問題があるのか知ってる?
金沢医科大学の佐々木洋教授らが調査したんだけど、熱中症にかかった後、白内障を発症する確率が4倍も高くなるってわかったんだよ。
えっ、本当に?それは大変だね。
でも、なんで熱中症が白内障のリスクを高めるんだろう?
佐々木洋教授が言うには、体内の温度が上がると目の中の温度も上がって、それが影響して白内障のリスクが高まるんだって。
特に、「核白内障」と呼ばれるタイプの白内障が多くなるらしいよ。これが進むと水晶体が濁って目が見えなくなっちゃうんだって。
怖いね。でも、年齢別に見るとどうなの?
年齢別だと、20代からリスクが上昇し始めて、60代では5倍近くにもなるんだって。
それは相当高いね。若い人でも注意しないといけないんだね。
そうだね。若い人であっても熱中症にかかることがあれば、本来なら高齢になってから発症する可能性のある白内障が、若い年齢でも発症するリスクが高くなる可能性もあるらしいよ。
じゃあ、何か予防策はあるのかな?
熱中症にかかると体温が40度を超え、眼球も同じくらい熱くなるから、体温を下げるだけでなく、目を冷やすことも有効だそうだよ。
なるほど。じゃあ、熱中症対策だけでなく、目の健康のためにも涼しい場所で過ごしたり、こまめに休息を取ったりすることが大事なんだね。
そうだね。暑い日は特に気をつけないといけないね。
体調管理には気を付けようね。
まとめ、
熱中症にかかったことがある人は、かかったことがない人と比べて、5年後に、白内障を発症する確率が4倍ほど高まることがわかったそうです。
ですから、高齢の方だけでなく、若い世代でも熱中症に対して注意を払い、体調管理に気をつけることが重要だと言えるでしょう。
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