健康のバロメーターとは
「便(べん)は口ほどに物を言う」
という興味深い記事が、ある新聞に載っていましたので一部抜粋して紹介させて頂きます。
便は健康のバロメーターです。
便の状態から、私たちの健康状態を知ることができるそうです。
「病(やまい)は口より入り、禍(わざわい)は口より出ず」「口八丁手八丁」など、口に関わることわざや慣用句は、たくさんありますよね。
ですが、便に関わることわざはあまり聞いたことがありません。
なぜなんでしょう?
というのも、便ほど私たちの体調を的確に代弁してくれるものはないからです。
便を見ることで、胃腸の状態を知るだけでなく、私たちの免疫力も知ることができるそうです。
便の状態は、以下の点に注目してチェック。
- 排便の回数
- 便の硬さ
- 便の色
- 便に血や粘液が混ざっているかどうか
排便の回数は、人によって異なりますが、一般的に、1日1回から3回程度の排便が正常とされているそうです。
便の硬さは、柔らかすぎず、硬すぎないものが理想。
便の色は、黄褐色が良いそうです。
便に血や粘液が混ざっている場合は、病気の可能性もあるそうです。
便の状態に異常を感じたら、早めに医師に相談しましょう。
いかがですか。便て奥深いですよね。
しかし、私たちは便についてあまり良い印象を思っていません。
健康のバロメータである、こんなに凄い便に感謝したいくらいですよね。
例えば、
- 「病は便から」=便を観察することで体調管理ができる 。
- 「転ばぬ先の便」=便は、健康のバロメーターである。
- 「便を知って十を知る」=便の変化を確認することで、体のいろいろなことがわかる。
などと言う、便に関わることわざがあっても良いと思いませんか。
日本人は、年を重ねるごとに便秘気味になるそうです。
原因はさまざまで、嗜好の変化、生活スタイルの変化に加え、腸内細菌の変化が大きく影響しています。
腸内細菌が変わると下痢になったり便秘になったりするそうです。
「腸の状態=便の状態」です。
腸の状態は人の体調と密接な関係があるそうです。
体に害のあるものを食べたり、体調を崩すと下痢になります。
水分が足りないと便秘になります。
便の状態を整えることは、体調を整えることになります。
体調が良いときは、免疫力もしっかりと働いて病気から私たちを守ってくれます。
つまり、腸の状態を整えることは、免疫力を整えることにつながるわけです。
便の状態を良くするためには、食事、運動、水分摂取を心がけることが大切です。
バランスの良い食事を摂り、適度に運動をすることで、腸の働きを良くすることができます。
また、水分を十分に摂取することで、便を柔らかくすることができます。
毎日、自分の体調管理をするために、便の状態を確認しましょう。
医者いらずの生活のために、自分の便の状態を観察することを習慣づけましょう。
便の状態は、私たちの健康状態を反映しています。
最後に
「便は口ほどに物を言う」そうですよ。
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