日本は米余り!ならば、余った米で世界の飢餓を救おう!

2023年8月17日

農林水産省によりますと、令和5年4月時点でのコメの民間在庫量は、玄米換算で231万トン。
この数字は、去年の主食用米の生産量と比較すると、3割を超えているそうです。
昨今のコロナ禍で需要が大幅に減った上に、いままで行なっていたコメの生産調整を緩めたために、作付けの抑制が効かなくなり、その影響が一気に顕在化し、コメの在庫が膨れ上がって、米価を直撃しているそうです。
このため、このままでは「コメの価格が値崩れを起こし、経営難に陥る生産者も増えるのではないか」という不安が広がっています。

米国は、農産物買入で人道支援!

米国などでは、政府が農産物を買い入れて、コロナ禍で生活が苦しくなった人々や子供たちに配給して人道支援しているそうです。
なぜ日本政府は、フードバンクや子ども食堂などを通じた人道支援のための政府買い入れをしないのでしょうか。
鈴木宣弘教授(東京大学)の言葉を引用すれば、
「日本の農家のコメや農産物で、国民の命を守ろうとせず、なぜ人道支援のコメ買い入れさえやろうとしないのか?…それでは、政治・行政が存在する意味がなくなってしまわないか。」と言っておられます。
私も、その通りだと思います。

政府は、備蓄米(100万㌧以上ある)を食糧支援に送って、余ったコメを買い上げるくらいの政策を行なって欲しいものです。

世界的な食料危機と日本

コメ余りを解消するためには、「作る量を抑える」か「消費を増やす」か、どちらかが必要だと考えられてきました。
そして、この内すぐに消費を増やすのは難しいとみて、作る量を抑えようとしているのが農林水産省のやり方です。
しかし、私はコメを作る量を抑える必要はないと考えます。
それは、世界的な食糧危機です
国連によると昨年、世界のほぼ10人に1人に当たる8億1千万人が飢餓に苦しんでいるとのことで、ここ数年間のコロナがよけいに拍車をかけているようです。

また、日本国内にも、コメ余りと言われる一方で、コメや食料を食べたくても十分に食べられない人達が増えています

それなのに、日本は食料自給率が38%(カロリーベース)であるにもかかわらず、年間600万㌧もの「食べ残し」を捨てているのが現状です。
それで主食のコメが余っているとは………???

この日本の現状を、政府関係者が知らないはずはないと思いますが?

鈴木宣弘教授は、
「米国は農家への所得補填の仕組みも驚異的な充実ぶりだが、消費者サイドからの支援策も充実しているのである。
まさに、両面からの「至れり尽くせり」であり、これが食料を守るということだ。」とおっしゃっています。

まとめ
政府は、備蓄米(100万㌧以上ある)を食糧支援に送って、余ったコメを買い上げるくらいの政策を行なって欲しいものです。
余ったコメを送ることで、緊急食糧支援となって国内外の多くの人々の命を救うことができます。
是非、余ったコメで世界の飢餓を救いましょう!

尚、

この記事は、【鈴木宣弘(東京大学教授):食料・農業問題 本質と裏側】を一部参考にさせていただきました。

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Posted by Ka Shiba